【背景】
現代社会においてゴミの分別は厳しくなっており、燃えるゴミ、プラスチック、缶・ビン、ペットボトルなどに分けなければならない。自治体によってはさらに厳しく、場合によっては10種類近いところもあるらしい。これだけの数のゴミ箱やゴミ袋を準備することは大変であり、それだけ広いスペースが必要となる。また不燃ゴミのような滅多に捨てないような種類は、どこに捨てたかすら忘れてしまうことがある。
この問題を解決するために、右のような多段式のゴミ箱がある。しかしこのタイプも結構スペースをとるし、ゴミの種類によってゴミの量がかなり異なるので、スペースが無駄になるし、ゴミの種類が増えると対応しづらい。
【解決方法】
この問題を解決するために、上部を固定してそこから紐やチェーンを垂らしてフックを設置し、そこにゴミ袋を取り付ける。これによって紐の長さと固定部の耐荷重が許す限り、いくらでもゴミ袋を増やすことができる。また量の少ないゴミの種類には小さな袋を吊るせば良い。
落下するリスクはあるが、重量に気を付ければC型クランプの締め付けは強力なので、少なくとも実験した1ヶ月程度はまったく問題なかった。部屋にゴミ箱やゴミ袋が散乱してて蹴飛ばすよりリスクは少ないかもしれない。
ここで固定部にC型クランプを使用しているが、荷重に耐えられればなんでも良い。今のところ試しているのが、ドアハンガーやカーテンレールにS字フックをひっかけても良い。
【課題】
個人的にはこれはかなり便利だと思っている。しかし友人に試してもらったり、意見をもらったが、あまり評判は芳しくない。
特に女性から評判が悪い。理由はゴミが見えやすい位置にあるのが見苦しいらしい。正直自分のようながさつな人間にとってこの意見は新鮮であり、素直にそういうものかと感心した。
これまでゴミ箱っているか?とすら考えていたので(ゴミ袋があればいいのではと思っていた)、そのためにお洒落なゴミ箱があるのかと感動したほどである。そんなわけでとりあえず紙袋にゴミ袋に入れてみた。しかし私としてはどうも無駄な感じがしてならない。
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