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【ボツ案】マイバックの代わりに「マイ風呂敷」

更新日:2022年4月7日

ある着物メーカへの商品企画で没になったネタをここに公開します。


【背景】

近年環境への意識が高まり、買い物用にマイバッグを持ち歩く人が増えている。Kアホ大臣がレジ袋を有料化して以降、その傾向は増している。

しかし現状使われているマイバッグは利用時以外に持ち運ぶのには少し嵩張ることが多い。また既存のマイバッグは洗うのが難しいので、衛生面に不安がある。


【風呂敷の利点と欠点】

日本の伝統的なバッグとして、風呂敷がある。風呂敷は今ではあまり使われていないが以下のように多くの利点がある。


利点

  • 運搬物の容量や形状に対応して柔軟に用途が分けられる。

  • 使用しないときに収納がコンパクトになる

  • 洗濯ができる

  • 和服に合う

  • そのまま贈呈品として使える

欠点

  • 上手く利用するために知識と経験がいる

  • 持ち運びがしずらい(基本的に手持ち)

  • 高価というイメージがあるため、普段使いするという発想が乏しい

  • 認知度が低い


【風呂敷の改善点】

風呂敷の利点と欠点をまとめると、バッグとしての有用性が高いものの、上手く使いこなすのが難しい。また高価なイメージがあり普段使いするにはハードルが高いと思われている。あるいは和服を着なくなったことや、通常のバッグが日常に馴染んだことなどいろいろな要因が考えられる。

以上の点を解決するために従来の正方形の風呂敷を改善する必要性がある。

  • 繰り返し使えるように、洗濯に強い素材を採用する

  • 紐やマジックテープを用いて収納をしやすくする(図1)

  • 担いで持てるように長めの紐を接続しておく(図2)

  • Youtubeなどに風呂敷のまとめ方を動画であげる

  • 普段使いと贈呈用に価格帯を分ける




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