【背景】
しばしば冷蔵庫の新規機能案として、冷蔵庫の中身をスマホなどで知ることができる機能がある。これによって買い物に行った時にスマホで見るだけで買い忘れや不足しているものを確認できる。しかしこの機能は現実的にはかなり難しい。カメラで中身を確認するには死角が多過ぎて全体をとらえるには難しく、自分でデータを入力するマメな人はそもそもこんな機能は必要ない。
そのため現時点でこの機能をもった冷蔵庫を開発するには、ものすごく高くなるか、アイディアの飛躍が必要である。
【本アイディア】
このような完全なIoT冷蔵庫の実現は難しいが、一部分だけならできるかもしれない。そこで考えたのが、牛乳などの飲み物だけなら可能かもしれない。普通牛乳やお茶は冷蔵庫の中でおく場所が決まっており、液体の量も重量計で容易に測定可能である。そのため重量計とIoT装置を組み合わせて牛乳メータを作り、スマホで確認できるようにする。
【課題】
この超特化型機能の製品にどれほどの消費者が興味を持ち、買おうとするだろうか?牛乳メータに使用するラズパイのような装置はそれほど安くはない。また冷蔵庫内という低温状況下で安定的に動作するかも心配である。
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