日本には多種多様な自販機があるが、飲み物がほとんどである。それ以外は限られた場所にしかなかったり、ウケ狙い?みたいだったり、宣伝目的のようなものが多い。パンやお菓子の自販機はなぜあまり多くないのかが結構不思議である。コンビニでいいじゃんという理屈もあるが、些細なものを買うのにコンビニに寄って定員さんの手を煩わせるのも結構嫌である。
しかしこれほど発達した自販機のハードとシステムをもっと効率的に運用した方がいい。そこで自販機で売って欲しいものを考察した。
【考察内容】
1. どこにでも置いて欲しいもの
常温の飲料というのは意外にニーズがあるようだ。すでに自販機で販売されているところもある。あと乳幼児の親から、ミルクをすぐに作れるように、常温の水が欲しいという声もある。紙おむつやウェットティッシュが欲しいという声も親御さんからあるようである。
カロリーメイトやSOYJOYのような軽食も欲しい。こういうのは賞味期限が長いので、そんな頻繁に交換しなくていいので、ランニングコストも安い気がする。ティッシュやビニール袋が意外になくて困ることも多いで、置いて欲しいと思う。冬限定だが、ホッカイロも欲しいところである。あとスマホの充電器はほんとどこでも欲しい。
何より欲しいのは、コロナの今だからこそマスクの自販機である。台湾ではいち早くマスクの自販機が展開されたそうだが、日本でも富士電機などが販売を開始したらしい。一緒にウェットシートや除菌剤も売ってしまいたい。
2. 場所と連携した製品
特定の場所でよく使うものを自販機で販売する。特に慣れないところでは忘れ物をしがちなので、とっさに買えると便利である。
結婚式場ではご祝儀袋とネクタイを売って欲しい。ちょいちょい忘れて焦ることがある。コンサートホールなどで友人に花を贈るのに、近くに花屋がなくて焦るケースも多いらしい。大きな墓地の近くにあっても便利である。花の鮮度をどうやって維持するのかが難しいかもしれないが。
釣りやスキーのような特殊なレジャーポイントでもよく使うものは多い。釣りであれば餌やルアー、場合によっては変えの糸があってもいい。釣りは朝が早いので普通の店がやっていないことが多いし、コンビニではさすがに売っていないだろう(田舎のコンビニで餌を売っているところを見たことはあるが)。
スキー場はリフト券や暖かい軽食があれば売れるだろう(それ以前にスキー場のぼったくり価格の食堂をどうにかして欲しいが)。海水浴場であればタオルや日焼け止めが売れるかもしれない。水着は好みが分かれそうだが、デザインに拘らず、忘れたのでしょうがないというのであれば、売れるかもしれない。
国際空港ならWiFiとかSIMフリーが欲しい。なにより電源プラグ変換器は忘れると地獄を見るので、各国に置いて欲しい。日本に限っていうなら、訪日外国人向けにSUICAを売って欲しいものだ(初めて日本に来た外国人はJRの窓口なんか絶対わからない)。
3.コンビニで買うには恥ずかしいもの
コンビニという絶対的強者の前で、唯一の弱点があるなら、店員さんの前で買うのが恥ずかしい商品を買う時である。
・・・言うまでもなくエロ系の商品である。エロ本、エロDVDはもちろん、避妊具も慣れない人にはなかなかハードルの高い買い物である。今なら免許証などで年齢確認もそう難しくはないだろうからぜひ作って欲しい。
昔はいっぱいあったのに、なんでなくなっちゃったんだろうなぁ・・・。
【いろんな自販機】
とはいえ世の中にはいろんな自販機があるので、せっかくなので紹介しておこう。
・だし道楽
だしが入ったペットボトル。なぜこれを自販機で売るのかは意味不明だが、意外に多くの場所で見かける
・りんご
りんごオンリーの自販機。よほど自社のりんごに自信があるらしい。でも美味しそうではある。
・お茶
タバコっぽく見えるが、お茶の自販機である。なぜわざわざタバコっぽくしたのかは意味不明。
サラダ専用の自販機もあるらしい。
飲料用の自販機を再利用してクリームハンダを保管しているらしい。温度管理ができてちょうどいいらしい。
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