【背景】
新型コロナの影響で自宅でのリモートワークを余儀なくされた人は多いだろう。仕事に当たって椅子にこだわる人は多いが、意外に机にこだわる人は少ない。同時に机にはあまり多様性がない。高さ一つをとっても自分の体格に合わせて高さなどを変えられる机は少ない。
現代は多様性の時代である。仕事の職種やスタイルによって机のあり方はもっと自由であっていいと思う。システムエンジニアと事務と発明家では机の使い方はまったく違うはずだ。自分の理想の仕事環境を作れる机はないだろうか。
【解決方法】
柱のみを共通として、間に板を挟む机を提供する。右図はもっとも単純な構造を示す。6本の柱の間に手前と奥で高さを変えた二枚の板を設置する。板の材質や高さは利用者の好みによって変えることができる。
板の位置を決める固定具はネジで締めてももいいし、穴を開けておいてそこに通してもいい。柱の材質は強度とマグネットがつくために鉄がいいと考えている。
次にプログラマーなどディスプレイやパソコンをたくさん使う職種向けのデスクの例を示す。最初の例と同じように、柱は6本で、板は3枚設置している。
ディスプレイは左に小さいものが2枚、奥に大きいものが1枚ある。さらに書籍などを置くスペースもある。ディスプレイの奥行きや高さは自由に調整ができる。
筆記用具入れやコンセントは柱にマグネットで取り付けることができる。
最後に事務系の職種のためのデスクの例である。パソコンはノートパソコンが一台あり、筆記用具を置くためのスペースが左脇にある。右には視線を隠すためのカーテンがある。さらに重要なものを保管するための金庫などが設置されている。
これ以外にも柱の数を増やすか、柱の感覚を広げることで、広さも自由に変えることができる。板の種類も高級木材やプラスチックなど
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