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【コラム】特許庁の超アナログ対応に困る

先日住所を変更したので、特許庁に住所変更届を提出しようとした。このとき一緒に傘の柄の滑り止めの特許の審査請求を提出した。住所変更届には実印の捺印と、実印登録書の提出が必要だった。


実印って久しぶりに見た。



住所変更届_見本
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しかも現住所の名古屋では、実印登録書がマイナンバーカードでコンビニから取得することができない(これは特許庁関係ないけど)。そのため区役所に行って実印登録書をもらいに行ったら、実印登録書が必要だと言われた。


マイナンバーカードと一括にしてよ(これも特許庁と関係ない)。というか実印登録って廃止しろとまでは言わないけど、せめて全国一律にしてよ。


ようやく手に入れた実印登録書を手にして、郵便局へ行く。ここで特許審査請求のために特許印紙を購入して郵送する。特許に関する手続きは基本郵送である。一応電子出願の手段はあるが、死ぬほど面倒臭い。しかもMacには対応していない。数年くらいに一度挑戦したが、3時間ほど格闘して挫折した。確定申告のe-taxの10倍以上面倒臭い。

しかも特許に関わる費用は特許印紙を郵便局で購入しなければならない。これは結構恥ずかしいし、郵便局の職員さんに戸惑われる。大きな郵便局でないと取扱自体をしていない。審査請求だと10万円以上するので、これを印紙で払うのってかなり緊張する。ちなみに出願と審査請求は印紙で払うが、インターネット公開料金を後で請求される。こちらは振り込み用紙が送られてくる。


それでいいなら後でまとめて請求してくださいよ!


最新技術を取り扱う特許庁なのに、そのやりとりは超アナログである。行政改革担当大臣の河野太郎さんにどうにかして欲しい(岸田政権になってなくなったのだろうか)。もう半分愚痴である。

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