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【展示会】フードテックの展示会に行ってきた

2021/10/13~15に幕張メッセで開催されたフードテックの展示会に行ってきた。フードテックとは、さまざまな意味を含んでいるが、食品工場や飲食店の自動化などの技術活用である。近年は飲食店であっても技術と無関係ではいられない。調理や接客においてロボットやAIなど様々な技術を導入している企業は少なくなく、大企業ほど積極的である。


現代においてあらゆる企業や産業は技術と無関係ではいられないらしい。


以下に面白かった展示物の紹介を行う。

わかりやすい一例として左のような自動ソバ茹で器がある。ロボットアームを制御して自動でそばやうどんを茹でる装置である。このロボットアームはただ一定時間経てばそばを上げるだけでなく、微妙に前後左右に揺らしている。

パンなどを焼く装置にもロボットアームは導入されている。おそらく画像で焼き上がりなどを見ながら、できたものを取り上げている。ひょっとしたら下手な人間が作るよりも美味しくできるかもしれない。


食器洗い洗浄機はどこでも設置されているだろうが、こちらの洗浄機の特徴は、同じ食器を横に重ねたままで洗うことができる。水圧で食器同士の隙間を作って洗うことができる。これによって従来の洗浄機よりも省スペースに大量の食器を置くことができる。欠点は同じ食器にしか使えないことである。

無人販売機の自動化できるラックである。外国人から見れば無人販売機でちゃんと支払うのは驚きらしいが、現金でしか払えないのは最近では不便かもしれない。状態管理もできて冷蔵もできてたくさんのメリットがあるかもしれない。飲み物だけの普通の自販機よりも製品や売り方で柔軟性も出てくるだろう。個人的にはうちのシェアハウスにも欲しいくらいである。

こちらは小規模向けのワイン醸造機器である。武道を潰すところから樽に詰めるまでの工程を全部できるらしい。全部で1000万円ほどらしい。高いような安いような。短期的に利益を出すのは難しいだろうが、試作には向いているだろう。ワイン好きの友人が勢いで買わないかがちょっと心配になる代物である。ワインだけでなくビールや日本酒の製造キットも販売されていた。


ちょっと面白かったのが、TARURUというサービスがあったことである。これはビールの樽の管理に使われるらしい。世の中では出荷した樽がちゃんと返さない飲食店がザラにあるらしい。これが便利かどうかは専門外の私にはわからないが、とりあえず興味深かった。


本展示会では出展していなかったが、最近個人的に衝撃的だったのが分身ロボットのOriHimeである。このロボットはAIが搭載されているのではなく、遠隔地の人間が操作している。これによって遠隔に住んでいる人でも都心のカフェで働くことができる。このロボットのすごいところは身体に障害がある人でも動かすことができることである。目やわずかな動きだけでロボットを操作できるらしい。


全く関係ないことだが、蓮舫議員が来るらしい。



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