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不動産DXの可能性

最近あらゆる業界においてDX(デジタルトランスフォーメーション)と騒がれている。製造業DX,運送DX,教育DXなどなどなど。そんなにデジタル化が進んでいないのかと少々不安になる。そんな中DX化が必要なのに、あまり聞かない業界が二つある。


政治と不動産である。


まあ政治については老人たちが引退するまで進まないだろうから諦めよう。しかし奇妙なほどデジタル化が進んでいないのが不動産業である。Airbnbは不動産における革新的なスタートアップであるが、日本では外国に比べてあまり普及していない。基本不動産における連絡や契約はとにかく面倒臭い。ハンコ絶対主義である。

不動産におけるDX化について、様々な点が考えられる。まずは契約である。不動産における契約はとにかく面倒臭い。不動産は高い買い物なので、売買はもちろん貸し借りにおいてもデジタルにするのが少々不安なのはわかる。しかしちょっとした連絡や契約更新にもいちいち実印が必要というのは解せない。


参考となる分野で、リーガルテックがある。リーガルテックとは「法律(legal)」と「技術(Technology)が合わさった造語である。代表的な企業として、クラウドサインなどがあり、契約書などの電子印などを現行の法律に則った形で提供している。

引っ越しというのはひどく面倒臭い作業である。荷物の移動だけでなく、役所や電力会社への報告や申請が必要になるし、銀行や郵便などにも届出が必要になる。これらを一括でやってくれれば、それだけでその不動産屋に頼みたくなる気がする。


割と疑問なのは、不動産屋というものは大体駅前に小さな店舗を構えて対して仕事をしていないように見えるのに、経営が成り立っているようだ。なぜいまどきこんな殿様商売が許されるのか?情報だけならHomesやSUUMOなどで探すことはできるのに、それでも不動産屋は小規模でもやれている。逆に大して経営統合が進んでいないのが不思議すぎる。国や役所ですらだいぶ色々改革しているのに、不動産屋はまったく変わってくれない。


せめてどうでもいい同意書とかを郵送するのは勘弁してほしい。メールで送ってくれよと思う。後半愚痴になってしまったが、不動産において改革や改善の余地は大きいと考えられる。



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